そば粉と格闘した週

ブログに載せられるお菓子になるまで、納得する味と食感になるまで、思った以上に時間がかかっている。海外のレシピをそのままでは納得できないし、今まで自分が気に入って作りあげてきたレシピの中から少しずつグルテンフリー・穀類なし、で試作を続けていますが、今週は負け(失敗)が続きました。でも負けっぱなしではいません。

ちょっとした家族のインサイドジョークがあります。とある旅行先の雑貨店で店員さんに

「とっても体に良い材料ばかり使っていて、さらに体を温めてくれるクッキーなんですよ」

と勧められて、黒糖や玄米粉やゴマやらなんやらがギュッと詰められたものを買いました。

食べてみたらね、言葉を選べば、まあ滋味深いというのか・・見かけは黒茶色の塊、玄米粉の特徴でもある食べる時にボロッと崩れてくる食感、一個一個原材料のうんちくを説明されて初めて納得して口に運べる、自分に言い聞かせながら食べる味(笑)

これなら、黒砂糖の塊を食べていたほうがまだ、、、でね、家族が「まるで鳥の◯◯みたいだね(ご想像にお任せして)」という一言がもっとも的確で。

今週のお菓子は「あ、これ、あの時のみたい」と言われてしまう出来だった(涙)

でも、ちゃんと挽回しました!

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グルテンフリーの材料として使えるそば粉。過去にフランス産のものしか使ったことがなかったのですが、今回は北海道産のそば粉を使ってチャレンジしています。

そばは他の麺類と同じ感覚で日本人にとっての主食、さらに英語だと buckwheat と 小麦(wheat)が入るので、なんとなく穀類かと思い込んでいました。ところが、実はあのすっぱいルバーブと同じ、タデ科の植物になり、完全グルテンフリー、穀類でもないのです。もともと好きなフランス菓子にそば粉のガレットやクッキーがあるので、つなぎの小麦は入れずに試しました。

まず、そば粉のクレープ、ガレット。あまり深く考えずに、日本のレシピを探して作ってみます。卵も入っているけど、妙に分厚くて、焼き色も美味しそうじゃない。片面しか焼かずに、ハムやチーズをのせて蓋をして・・・出来上がりは生焼けのお好み焼きみたいだった。

これを平日の朝ごはんに食べさせてしまった家族よ。ごめんなさい。

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次はビスケット。スコーンのアメリカ版です。上のガレットで、草っぽい匂いが気になったので、玄米粉も少し加えてベーキングパウダーで軽さをだした、、つもり。

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う。ギュッと詰まりすぎているけど、大量のバターとジャムをのせればごまかせる。

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ココナッツシュガーの香りが活きるかも、とトライしてみたクッキー。麦こがしだと思えば美味しいか・・・

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うん、大好きなナッツバターを挟めば、まぁ。

いやいや、言い訳して味をごまかして食べるのは違うーー。プレーンな状態で食べて、あ!美味しい!かわいい!と思わなきゃスイーツとしては不合格です。

で、あまりにもがっかりが続いたので、そば粉って美味しいはずじゃ?と思い始めたら、どうしても美味しいお蕎麦が食べたくなり、近所の蕎麦屋へGO!

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これです、これ!あぁしみじみ美味しい。私は小麦のつなぎの入っていない、十割そばを頂きました。やっぱり、お蕎麦は美味しいんですよ。

そして気を取り直して、ちゃんとブルターニュのシェフのレシピを片っ端から検索しました。動画で見つけたのがこれ。その日の生地の状態をみながら水分量を決めている様子。手で空気を入れる混ぜ方にはびっくりでしたが、空気を含ませることも大事なのがよくわかる。

結局、私はそば粉150gに対して5gの塩、水は加えながら調整、さらに牛乳も様子を見ながら足しました。

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とろーっと流れるくらい。ここからさらに、フライパンに流して、傾けるだけで全体に広がるくらいのゆるさに仕上げていきます。

最終的に何mlいれたかわからない(笑)もう一度、ちゃんと計ってレシピとして書き上げますが、おそらく大切なのはmlではないです。

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クレープ用のフライパンがなくても大丈夫。動画のシェフのように、ちゃんと広がります。

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生ハチミツと生クリームと塩で、塩キャラメルソースを作りました。これ、スプーンで舐めたい美味しさです。

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はい!やっと「うん、美味しい」が聞けましたっ

ふう。

 

 

 

 

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